2015−2016シーズンのUEFAチャンピオンズリーグで、
55.5mの超ロングシュートの驚愕のゴールが誕生していたのを
ご存知でしょうか?
グループステージ第1戦
ローマvsバルセロナの試合でのことでした。
フロレンツィの略歴
アレッサンドロ・フロレンツィはイタリア・ローマ出身、ポジションはMF/DFの両方を
こなす器用な選手です。
ASローマのユースチームでサッカー選手としてのキャリアをスタートさせている
サッカー選手としてはスーパーエリートコースを歩んできた選手といって間違いないでしょう。
2011年におそらく当時19〜20歳でセリエAデビューを果たしています。
エリート選手としては決して早いデビューではなかったかも知れませんが
そのデビューが、セリエAの名門中の名門ASローマのトップチームでのデビューであり
更に長らくローマで10番を背負ったフランチェスコ・トッティとの交代でのデビュー
でした。
ちなみに、フランチェスコ・トッティもASローマの下部組織出身のスーパースターでした。
2017年には現役を引退し、現在ではASローマのフロントスタッフとして活動している
ようです。サッカーの名門チームというのはすべからく下部組織からの叩き上げが
活躍している…というのがJリーグとの大きな違いなのかも知れません。
話がそれましたが、フロレンツィですが、イタリア代表にも選出された経歴を持っています。
2018年現在で27歳なので、次回のカタールワールドカップでの活躍している姿を
見ることができるかも知れません。
55.5m砲!バルサ相手に超ロングシュート!
フロレンツィが味方からのボールを受け取ったのは自陣のディフェンシブサードでした。
そのまま20〜30mほどトップスピードのドリブルでボールを持ち上がり
ハーフウェイラインを少し超えたところで、いきなりズドン。
驚きなのはその距離もですが、シュートを放った位置。
ロングシュートとして多いのはセンターサークルの中でも更に中央付近でものが
多いですが、この時フロレンツィがシュートを放ったのはタッチラインの際の際でした。
動画を見るとわかりますが、ライン際ということもあり相手DFもそこまで強く
寄せていく様子が見えません。
それはGKも同じでした。
まさかそこからシュートが放たれるわけがない、と思っていたはずです。
しかも放たれたシュートがファーポストを叩きそのままゴールへ吸い込まれるとは
露も考えなかったでしょう。
00:27のバルサのGKの顔を見ればそのプレーが如何にショッキングなものだったかを
理解することができるのではないでしょうか。
ここまで驚きを顕にしているGKというのも珍しいですね。
ちなみにこの時ゴールを守っていたのはドイツ代表のテア・シュテーゲン。
バルセロナに所属するので当然といえばと追う前ですが、超一流のGKです。
プレーとは全く関係無いですが、神戸に所属しているイニエスタも出場していました。
それでは、最後にもう一度。